こんにちは!
今回は数字のお話です。
1月の集計をしてました。
1月の結果を見て色々と気づくことがありました。
1月は稼働が8日間でしたが、初売りのイベントが来客が多く、売上がかなり上がりました。
経費を電卓で弾きながらどれだけ利益は出たのか計算するのは大好きです。
成績発表みたいですね。
①売上
②人件費(お手伝いさんの交通費も含む)
③原料費
④出店料
⑤交通費(高速代など)
⑥ガソリン代
⑦その他諸経費(保険代、駐車場代、販促費など)
これらを書き出して
いくら残ったのかをパチパチっと。
おお!
最高記録達成!
超嬉しい!
やったーーー!
去年は、なかなか結果として出なかったのですが、秋ぐらいから少しずつ利益が出るようになってきました。
結論から言いますが、
大イベントを狙って人件費をかけながらでも、売上をとっていけば、少ない稼働日数でも断然利益が出やすくなりますね。
上の数字の部分で言うと
①の売上に応じて
②人件費③原料費④出店料
は同じように増減しますが
⑤交通費(高速代など)⑥ガソリン代⑦その他諸経費
ここは出店の回数に応じてかかるもので売上に左右されません。
なので固定費といっても良いです。
ここの経費の売上比率ががくんと落ちます。
さらに②の人件費率も変動はするものですが、今回売上が高いとやや下がりました。
効率よく回せてきた、ということですね。
もちろんこれはオーナー、店長の采配によって変わるのでしょうが、
普通にキッチンカーで営業してて、同時に働ける従業員って1台あたり最高でも4人くらいではないでしょうか。
僕の場合は今回正月の初売りイベントでは絶対忙しいと思っていたので4人体制で回しました。途中から5人目が来て交代で休憩を取れるスタイルで行きましたよ。
これ以上増えても手が余るし、狭いトラックの中は3人でいっぱいですね。
1人はトラック前で接客とお会計、キッチンに3人でサンドを作っていく、と言う感じの配置でした。
朝準備したものがなくなると2人ではしんどい感じになるので、3人目は常に補充補充の係でしたね。
それでうまく回っていました。
1人とか2人とかでゆっくりお客さんとの会話を楽しみながらやるのも楽しいですが、チームでクソ忙しいのを回すのもまた楽しいです。
昔、ファミレスの店長の時は従業員を15人ぐらい配置してシフトを組んでやってました。
その時も本当に戦場ですが、うまく回ってるとすごく楽しいのですよ。
売上を全部は公開しませんが、笑(こっそり聞いてください)
今まで過去長年固定のお店でやってきて
FLコスト(人件費+原料費)が売上の60%
家賃や光熱費、その他諸々の経費を支払って、最終的な利益が売上の10%残れば良い方、というの常識でした。
キッチンカーは人件費率がかなり少なくて済みますね。
1月は売上比率で言うと、9~10%くらいでした。
そして僕の業態、アン・ラクレットの場合ほとんど仕込みにかかる時間がありません。それから、廃棄処分する食材も少ない方だと思います。
メニューを考える時そこまで考えると原料費、人件費は押さえれるのかと思います。
今回最終の利益はざっくりですが売上の24~25%ほど残る計算になりました。
出店交渉の際の出店料の交渉や、メニューによってはもっともっと利益率を上げれるでしょう。
移動販売ってすごい!
なるほど〜〜。大先輩のケバブ屋さんトルコ人オーナーが『キッチンカーは儲かるよ!』って言ってたのはこういうことかー、とやっとわかって来ましたよ。笑
この事業、副業で土日だけとかでもうまくやれば全然稼げる業態だと思いましたね。
ただ、気をつけたいところとして、僕は利益を優先するあまり少ない人数でやって従業員がしんどかったという思いしか残らないのは絶対嫌です。
また、ぼったくりのテキ屋みたいな、売れることを良いことに原料費をケチって、とにかくその場を売って終わり、という商売ではなく、お客さんに満足してもらってまたリピートしてもらえる事を最優先したいのです。
そいうい意味で今回の1月の利益の残り方がバランスのとれたものではなかったのかな、と感じました。
今後の指標ができてよかった。
2月はあまり出店がないですが、3月、4月、5月はすでにイベントがいっぱいで、予定が埋まり出しています。
1月の良い感じをまたできるように頑張ろうと思います。
では!