フードトラッカー日誌【キッチンカー開業期】6・05  オンリーワンの物作り

シンガポールの有意義な研修旅行から帰ってきて初めてタイタンちゃんと再会。

西田さんがかなり進めてくれていました。

中は7割型出来ていて、先に外装の塗装とラッピングを進めてる状況です。

内装の出来を見て愕然としました。

作業をするのにこれ以上ない、という絶妙な仕上がりになってたからです。

僕の売りメニューはラクレットサンド。

バケットをトーストする

ラクレットチーズをオープンで焼く

この2つの作業がいかに効率用できるか?

が勝負なんです。

電力、ガス、などの問題も考えに考えて厨房機器を選びました。

・ラクレットオーブン3台(チーズを焼く)

・上火、下火両面のグリラー(バケットを高速でトーストする)

・上火片面グリラー(チーズを焼くのが間に合わない時、バケットをトーストするのが間に合わない時、両方に使える)

あとは冷蔵庫、冷凍庫、流し台です。

これで大量の注文にもかなり対応できると思います。

そして、ラクレットサンドのキッチンカーは多分日本で初めてです。

本当に狭ーい分野ではありますが、まさにオンリーワンを取りに行ってるわけです。

これは一から全てを作らなければいけないという事。やってみて、失敗だらけー、というマイナスの可能性も大いにあるわけです。

だから知恵を絞り出して、シュミレーションをして出来るだけ失敗のない選択をしてきました。

だから楽しいんですよ。ワクワクします。

そして西田さんもこのオンリーワンマニア。笑笑

グリラーを2台並べてある厨房なんかなかなか無いんですよ。

そして、熱源だらけのキッチンカーは超熱を持ってサウナ状態になるはずです。

そこをなんとかして解決しよう、オーナーが少しでもやりやすいようにするにはどうすれば良いか?をミリ単位で計算してくれてるわけなんですね。

プロフェッショナルとはこういう仕事を言うのですね。

本当に感謝です。

パッと見たらわからないでしょうが、全てのリアルの物や、コンテンツは、出来上がった時にこういう作り手の思いが随所に盛り込まれた物と、そうで無い物とに分かれると思うのです。

前者の方を提供し続けれる自分でありたいとな、巨匠の仕事を見て思うのでした。