こんちは!
4月になりましたね。
世間では新元号も決まって 気持ちも新たに、新生活がスタート! っていう人も多いんじゃないでしょうか。
あなたはどうでしょう、何か気持ち的に 新しいことに挑戦、など目の前の課題はありますか?
今日は期の変わり目に「現状維持は退化?」というテーマで考えることがありまして、お話ししたいと思います。
現状維持ではダメだ、とよく言われますが、どうしてなんでしょうか?
この問いに関することで、僕自身が最近になってすごく気づいた点が3つあります。
- 時代は恐ろしいスピードで進化を遂げている。
- 何もない時の思い出は何もない → 気づかないうちに時間を無駄に消費
- 居心地の良さ=蛸壺
こんなことなんですが、1つづつ説明しますね。
1.時代は恐ろしいスピードで進化を遂げている。
ネットの普及でいろんな情報をこちらから取りに行ける時代になったのは あなたも肌で感じている事だと思います。
よく言ってることですが、
出会いさえも自分でコントロールできる時代
になってきました。
それはすなわち、技術、学問、などあらゆる新しいものを瞬時に知ることができるということ。
時代の進化はすごいということですね。
現状維持とはそのまま平行移動です。
時代の進化は右上がり。
1日、2日の差は小さくても 1年後には大差となります。
ネットの普及、スマホの普及のおかげで本当に差がつくのが早い。
退化しているわけではないですが、圧倒的なスピードで置いていかれるわけです。パソコンとかネットとか苦手で〜、なんて言ってる場合じゃないですよね。二極化が進む一方です。
今、昭和と同じことをしていたら、もう変ですよね。
時代に適応しないとということです。
2.何もない時の思い出は残らない
あなたは自分史というものを書いたことがあるでしょうか?
生まれてから今まで自分に起こったことや、その時に起こった感情なんかを 年齢別にして、できるだけ細かく書き出してみるというものです。
書き出すと、忘れていたいろんなことを思い出します。
思い出の蓋をバーンと外してしまったようになり、 次から次へと連鎖的に昔の記憶が蘇ったりします。
それを改めて書き出して 冷静に見てみると 自分ってこんな人間なんだ、ということが見えてきます。
その話は今日はいいのですが、 僕は去年の年末位まで課題で、この自分史を時間をかけてやってみました。
なぜか、僕の24歳くらいから27歳くらいまでのページに 書くことが何もないんです。
この時代はパチプロをやっていました。
ストレスはあまりなく 人ともほとんど関わらず ただ生活できれば良いというノリで 毎日をただただ過ごしていました。
食欲、性欲、睡眠欲 こんなものを満たすためだけの生活 と言っても良いのかもしれません。
この3年間の思い出がほとんどないんです。
毎日パチンコ屋に入り浸っていたことだけ。
ゾッとしました。
他の年齢のページは書くことがいっぱいあるんですよ。
1ページでは足りない歳もたくさんありました。
自分史を書いて一番の衝撃でした。
3年間僕は死んだも同然だった、と。
辛いこと、苦しいこと、そんなことも いっぱい思い出としてあります。
でもこの3年はそれさえもほとんどなかったような。
ギャンブルで勝ったお金でそこそこ美味いものを食べて 風俗に行きまくっていました。
そして、寝たいだけ寝る。
こんな生活、どうでしょうか?
僕はその時は何も考えてませんでした。
人と違った方法で生計を立てていることに 最初はちょっとした優越感を感じていたように思います。
そこからはダラダラと時間を過ごしてしまった。
一番若くて働き盛りで良い年を 3年も無駄にしてしまったことに つい最近気づきました。
3.居心地の良さ=蛸壺
前述のパチプロ時代の例も含めて、 居心地が良いってことは本当に 蛸壺 ですね。
自分の殻の中で閉じこもってどんどん動けなくなる。
この状態はダメです。
死んでるのと同じです。
基本的にネットによる情報というのはプル型と言われるものが多いです。
プル型というのはこちらからほしい情報を引き出す、という意味です。
わからないことをググったりして、こちらから情報を得るようなことですね。
メール、LINEなど、相手から送られた情報を受動的に受けるような形をプッシュ型といいます。
ですからプル型の情報ばかり使ってると、自分の欲しい物や必要な情報だけを引き出す、という自己満足な形で 終わってしまいがちです。
蛸壺から飛び出せない。
これを解決するには 意識的に自分の居心地の悪い物に触れるようにする必要があります。
他人からのフィードバックを活用する、(プッシュ型の情報も取り入れる)ということも一つの方法です。
僕自身も本はよく読むのですが、自分の読みやすい本ばかり読んでいることに気づきました。分厚い学術書や、海外の作家さんの翻訳書は眠くなるので進んで読むことはしなかったのですが、 こういう本こそ必要な本なのかもしれません。
これからは意識して、進んで読もうと思います。
まとめますと、
ネットの環境をうまく利用して、酸いも甘いも経験する行動力を持って、蛸壺からガンガン飛び出し居心地の悪い環境で自分を成長させる。
こんな意識を持てれば常に成長できるのではないでしょうか?
僕は死ぬまでこういう姿勢を忘れないようにしたいです。
特に、今、簡単に稼げる時代になりました。
ネットビジネスを始めて、『生活するだけならそんなに苦労しなくともやっていけてる』クラスの人って腐る程いるでしょう。
ストレスなく生きていくのはもちろん理想なんですが、一度、ラクして稼げてしまうとどうしてもそこで止まってしまいがちなんですよね。稼ぎの額=ステイタスという軸で考えがちです。
価値観の違いかもしれませんが、僕自身は『人生という時間を本気で楽しんだもの勝ち』だと思うんですよね。
漢字が同じながら 楽しむ事 と 楽する事 はまったく違うと思います。人生ずっと楽しみたかったら、常に新たな事をやってみたくなると思うんですよね。
それが自然じゃないでしょうか?
そのための自分の成長は必須なのでは?と思うんです。そこにはストレスや苦しい事もある。それを含んで楽しみたい、そう思いませんか?
先日、物販の教え子が、 『上流仕入れを学びたいので、新たにコンサルを受けようと思います!』 と自分の決断を僕に知らせてくれました。
すごく嬉しかったですね。
そして、こういう自分の成長にコミットした人って魅力的です。
こんな人間とはずっとまた付き合いが続くのだろうな、と思います。
久しぶりに会って、全く何も成長していない人って安心感はあるのかもしれませんが、 こう、ビビッとしたものを感じないんですよね。
『お、負けてられへんなー』っていう人とはずっと関わっていたいなと思います。
なんかまとまらなかったのですが、期の変わり目に感じる事シェアしたかったのでした。
今日はここまでです。最後までお読みいただきありがとうございました!